採集記管理No.C２５

大阪ネブトの凄い新ポイント
（採集日 2004.03.28）

今冬は 2月15日に大阪で材割りをして以来ひたすら我慢で家族サービスに明け暮れて居りました（笑）。いわゆる謹慎中ですかね・・・・・。ここに来て怖いかみさんの怒りも収まってきたみたいで息子を連れて行くという条件付きながらお許しがでました。
というわけで今回は長男（8才）＆次男（7才）を引きつれての大阪でのネブト新ポイントの開拓です♪
かねてより目をつけていた念願の森にやっと行けます。そこは自宅より車で1時間ちょいの手ごろな森です。
朝の11時頃に到着（子連れのため出発に手間どります・・・），さっと見渡します！！怪しい場所はすぐに判りますね♪・・・良い状態の倒木や切株が凄く一杯あります・・・・手始めに赤松の倒木をめくって見ます・・・ネブト幼虫が 2匹地面に転がっております（笑）・・・・よしここで腰を落ちつけて本格的の採集ですね！！ネブトの材割りの基本は切株掘りです（キッパリ）が最近あんまり掘っていなかったなぁということで赤松の朽ち根切株を探して見ましょう・・・ここは実に一杯有ります。最近採集って運次第では思いはじめましたが今回はそれを思い知らされました。なんでもない切株を選んだのですがこれが凄い切株でした・・・あとでビックリ仰天の赤松の切株。

赤松の切株（これが問題の株）

定石どうり切株に斧の一刀をいれ切株のまわりを掘って見ます。ネブト幼虫がポロリポロリと出てきます。正解ですね！！2人の息子も周りを一緒に掘ります。息子達も出た出たと歓声を上げ採集です。異変に気付いたのはこの頃です・・・穴を掘る，幼虫を拾うの繰り返しで私のルアーケースは許容量を超えだします。ここでポリバケツの出番です。（余談になりますがネブト採集家といわれる人はよくポリバケツを持参しております。ネブト採集の第一人者の愛知の松尾アキノリ氏に以前お会いしたと時も確か車のトランクに常備しておりました）ネブトの材割りで材に当たると 3桁採集というのはよくあることなんです。私はポリバケツにネブトマットを入れてここに採集した幼虫を次から次へと放りこみます。どうやら当たり材のようです。私は今回幼虫の数を数えることを断念しました（笑）・・・これは家に帰ってからが大変ですね！！私の息子達は成虫もＧＥＴし始めます・・5♂＆2♀です！！

掘り出されるネブト幼虫。	ポリバケツの中のネブト幼虫

とここまでは普通のネブト採集ですが根っこの解体作業（？？）に入った息子たちがここで大きいのが出た！！と叫びます。なんとヒラタのデカイ幼虫がでてきます。が悲しいかな幼虫を傷付けで ☆にしてしまいます・・・私の出番ですね！なんとかデカイヒラタ幼虫３匹を無事に採れましたが私も1匹を☆にしてしまいました（私も子供とあんまり変らないようです）つづいて次男がクワガタが出たとまたまた叫びます・・・なんとヒラタの♀成虫を割り出します。長男も地中の根っこを掘りだして割り，これまたヒラタの♀成虫を出します。恐るべしちびっこ軍団・・今回のクワガタ成虫はすべて子供達が割り出しました。ヒラタの♀の成虫というのは嬉しいですね！♂成虫でしたら樹液シーズンになればなんとかとれるでしょう！！♀の採集はしんどいです。
赤松の根っこの中にはヒラタが入り，根っこの外にはネブト幼虫がたむろする，なんという赤松パワー！！一般的にはクヌギ，コナラ材がクワガタ材ですが赤松材も侮れません，今年の1月に私は赤松材からコクワ成虫も出していますので今後は赤松材も要チェックです。

赤松ヒラタの幼虫です！	ヒラタ♀成虫です

おっと！ちびっこ軍団は別の根っこも掘り始めた・・・・成虫１♂ 幼虫２匹を早々と出しましたが私は慌てて止めに入ります。これ以上は無意味な採集です（キッパリ！）。私の方針としてネブトポイントでは切株掘りは 1個までと決めています。または材は 1本までです。更に言うと１つのポイントでは 1年に1個の切株または 1材までしか手をつけません。永く楽しみたいですし成虫も幼虫もこれ以上増やしてもかないませんがなぁ・・（笑）。
しかしここのポイントは恐ろしいです。採る気になればここでは 4桁採集も可能ではと思うくらいの切株，材の量です。実際あちらこちらにネブト幼虫が見えました。関西でも指折りのポイントじゃないかなぁ・・・・・。

ちびっこ軍団です	今日の戦果（成虫編）

本日のおさらいです。
１，子供は恐るべし・・・私より採集が上手いかもです。
２，赤松からネブトもヒラタも出た
３，ここのネブトポイントは凄いです（ネブトの棲息数が多い）
以上本日の採集はめでたく終了（パチパチ）尚，今回採集しすぎたネブト幼虫たちは私が責任を持って羽化させた後直ぐにここのポイントに返してやろうと思います。私は採りすぎたことを反省しております。