大阪府でのヒラタクワガタの樹液採集記
（採集日 2013.06.02）
　　

関西は　梅雨入りしたことだし　昨晩は小雨が降って　今日の朝は　天気も回復して　梅雨の晴れ間の気温，湿度が上がりそうな予感となれば　割りと樹液採集としては　良い条件ではないでしょうか？時期的にも見ても６月初めで　こりゃあ，行くしかないでしょう！！今でしょう(笑)。もう毎年の恒例となる大阪某所の樹液回りコースに行きましょうね！本日の朝は　なんと！4時に起床で　4時半には　もう車のハンドルを握って　勝手知った道を　走っておりました(^O^)　私って　つくづく採集が好きなのでしょうね！昨年のヒラタ採集で最高の成績を上げました記憶が　蘇って　今年も夢をもう一度とでもいきましょうか♪まぁあ～そんなに甘くはないのですが（笑）何時ものように　まずは第１ポイントから，ヒラタクワガタの御神木ですね。現地に着くと何故か　様子が変です？御神木へ続く道が　塞がっておりました。木でも倒れたのでしょうか，倒木の下を潜り　御神木の前に立ちますと　唖然とします。倒れた倒木は　御神木だったんだぁ・・・・・・・・・。樹液の出ていた樹皮捲れの箇所を中心に　2つに折れてました。何で！何で！！あああああっ～～～。あまりの出来事に　ショックで　声も出ません，夢であるなら　覚めて欲しい。たぶん　この木は　もうダメでしょうね。ヒラタクワガタ採集としては　採れる数は多くはないのですが　大きいサイズが　たまに採れる　第１級の木でしたね。ここのポイントの消滅は　あまりにも痛い，残念，無念。この折れた御神木の下の方に　コクワ♂が　居ましたが　リリースです。傷心で　このポイントを　撤収しました。かなりのテンション低下ですが　傷心のムチを打って　第２ポイントの向いました。

第２ポイントは　私のネブト御神木ですね。ただ　ここは昔は完全なネブトポイントでしたが　最近はネブトが採れず，ヒラタが採れだして　ヒラタポイントに変わりつつ有る　少し心配な木でもあります。ここは　もう１０年以上も通っている木ですが　私の樹液採集における　原点とでも言うべきの場所ですので　先程の悲劇を見たあとなので　少しだけ心配になりましたが　無事な御神木を見て安堵しました(笑）。ここでは　樹液酒場の常連のヨツボシケシキスイなどが　沢山ついており　樹液採集の雰囲気は　もう出ております。パット見は　クワガタの姿は見えずですが　ここからが　樹液採集の腕の見せ所でしょうかね！懐中電灯と奈良オオ製掻き出し棒とを持って格闘します。メインの樹皮捲れの上の方を懐中電灯で照らして見るとヒラタクワガタを　見つけ，デジカメで撮影後　掻き出し棒で　引き摺り出します。大きさは　小さくもなくさりとて　大きくもなく及第点というところでしょうか。ノギスで計測すると５２㎜ありました。本日の唯一の持ち帰りの虫ですね。さらに　今度はメインではない　サイドにあるちいさな樹皮めくれを　懐中電灯照らしながら　細やかなチェックをしながら　見ると　コクワのlペアが　でてきました。ただこのコクワ♂♀はリリースでしょうね

今年も　このネブト御神木では　ヒラタが採れて　とうとうネブトを見れませんでした。間違いなく　変わってきていますね！周りの環境が変化しているのでしょうか？来年以降も確認していかないといけないでしょうね。また　一つ宿題が　できたような気もしました。

ただ　今日は折れた御神木事件の余波でしょうか？　終始，テンションは上がらず　心に何か引っ掛るものを抱えて　淡々と急ぎ足で　見て回ったような感じでしょうか。私の樹液採集ポイントは　毎年どんどん減って行くようですが　それに対して新たな樹液ポイントは　全く見つけておらず　ジリ貧の道をひたすら突き進んでいるように思えます（笑）。原因としては　私の採集の方向性が　クワガタムシにこだわらず　多彩な虫にと守備範囲が広がったことでしょうか？ですから　クワガタにかける時間は　相当，減って来ているのでしょうね。また黒いクワガタに対する情熱も　以前のような強いものがないのも事実です。多くのクワガタムシ屋（採集屋）は　基本的にクワガタムシの種類が少なく　一通り採集できると　別の虫に走ったり　採集を止めたりする方が　多いとも思っておりましたが　私もその道を歩んで　多彩な虫に手を伸ばしてきているのでしょうか？私の採集道は　ここ何年間は　曲がり角に来たのかもしれませんね。