採集記管理No.G75

兵庫県でのネブトクワガタ採集記
(採集日 2008.01.14)

 本日は 久しぶりに私の家の次男坊(小5)を 連れての採集です。場所は兵庫県南部地方で 比較的知られた ポイントに 行きました。ネブト採集の今シーズンは 和歌山,大阪で 採集していますので その2県を外して 兵庫県となった次第です。毎年 関西中を ネブト採集で 駆け回っていますが 今シーズンは 後 何処にいけるでしょうかね! 

さて 目指す林に着き 息子と共に 突撃していきます。ここは 結構知られた場所なので 採集圧が かなりあり ポイント自体は かなり荒廃しているような感じがします。所々には 材割採集ノ跡も 見うけられますね。けれど 私も息子も 全く ネブトに 当たりません。材を捲ってみても 土を掘ってみても 材を割ってみても 根っこ堀りをしてもだめです。私の息子も同様に苦戦中です。こういう場合は 場所を変えて 気分を変えてみましょう♪
道を挟んで 反対側に 入っていきますと 結構 良さそうな赤枯れ材が 何本か 転がっていますね!早速 そのうちの1本に 第一刀を 入れると 感じ的には 良さそうです!!材を捲ってみたり 割ったりしてみますが ネブトのネの字も でません(苦笑)。私も息子も これはだめかなぁ・・・という感じで 早々に引き上げようかという雰囲気です。息子と別れて 材を見ていると 息子が ネブトが 居る!!と声を上げています。どれどれと 見に行くと 先ほど 私が 少し割って 駄目だと見切った材から  息子が 居るやん!!と指差ししています。そんな!!と思い 唖然としていると 息子が 1匹, 幼虫を採集で〜す。これは 息子に 1本取られましたね(笑)私も参加して 割ると合計4匹になり なんとか坊主はまぬがれました。
材的には 赤ぐされで シロアリも同居している 一般的には 最も知られたネブト材ですね。私なんかは こんな材は ネブト採集での 面白みがないと思っていますが・・・・・・・。 

私の息子が見つけたネブト幼虫です。
息子はネブト採集に関しては かなり実力をつけてきたように
 感じています。恐るべき スーパー小学生かも・・・・(笑)。

本日は かなり 寒く(この冬一番の寒さとTVのニュースでは 言っておりました) 息子は 寒い寒いと言い 早く帰りたいと言ってますので 何とかネブト幼虫をGETしたところで 撤収となりました。  採集に行って  息子に風邪でも引かせたら かみさんの怒りを買い当分 採集には行けなくなるでしょうから・・・・・(笑)

今日は 成果も気温も寒い採集でした。

P.S.

私は 最近 うちの息子に 将来 私の後をついで 虫屋になって欲しいと 真剣に願っていますし,期待している馬鹿な親父でもあります。というのは 私の残り少ない人生(?)を考えたら 虫屋としては あまりにも中途半端に終わってしまいそうです。もし 息子が跡をついでくれるなら 私の持っている経験を すべて教えてあげたいです。虫屋の世界も2代,3代と引き継がれて 大成することは 珍しくはないのでは・・・・。それくらい虫の世界は 奥深く 私には時間がとても足りません。